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色が人に与える効果

「色」を取り入れる空間デザイン

空間デザインのコンセプトを決める

店舗の内装を決める際、まず取り掛からなければならないのが、壁や床など空間デザインの構想と「色」のコーディネートです。どんな色を選ぶかにより、店舗の雰囲気はガラリと変わります。また、上手に色を活用することにより、人々を誘導することも可能です。

色の特徴・選ぶ際に気をつけたいことを併せてご紹介致しますので、ぜひ空間デザイン演出のためにお役立て頂ければ幸いです。

色は人にどんな影響を与えるか

第一に挙げられるのが心理的影響です。例えば、レストランへ足を運ぶと、蛍光灯ではなく暖色系の白熱灯を用いるところが多いです。これは暖色系の色が食欲をそそる色であると同時に、温かい雰囲気を演出するのにピッタリの色であるためです。
ビジネスの場においても、お客様にくつろいでもらう応接室では白熱灯を、てきぱきと話し合いを進める会議室では青白い蛍光灯を、というように使い分けている会社や企業も多いです。さらに色は、感情的影響を与えるものでもあります。

各色の特徴

情熱的で意欲的になる色でも知られるように、交感神経を刺激し、体温や血圧・脈拍などを上げます。購買意欲を高める色でも知られており、たくさんの大手チェーン店で採用されている色です。

ピンク

可愛らしい女性的な印象を与える色です。優しく幸せな気持ちになれます。「合わないだろう」とは思いながらも実際に採用してみると、しっくりはまるという意外性が期待出来る色でもあります。

気持ちを明るくさせてくれる色です。脳や運動神経が活発化し、心身ともに元気になれます。信号やサッカーでのイエローカードがあるように、注意を促す色としても使われます。

精神的に落ち着きを与える色で、集中力を高めてくれる色でもあります。空や海を連想させ、すがすがしく好感のもてる色のため、日本で特に人気のある色です。

クリーンで清潔感のある印象を与える色です。どんな色とも合わせやすく、配色を明るくクリアに見せます。また、膨張色でもある白色は、光に反射すると空間に広がりをもたらします。

色を選ぶ際に気をつけたいこと

色は面積により見え方が異なります。実際に建物や店舗が完成して見てみると、全然印象が違っているというケースもあるので気をつけてください。壁面や天井など大きい面積で見ると、色が薄く明るく見えたり、色が鮮やかに見えたり、色合いが強調されて見えたりと、明度や色彩、色相が違って見えることがあります。せっかくの施工費用を無駄にしないためにも、適切な色選びが欠かせません。

和歌山で空間デザインに関することでしたら、アスカ企画へご相談ください。お客様の要望する色を取り入れ、かつ業種や業態にもピッタリ合う色をご提案・打ち合わせしコンセプトを決定致します。まずはお見積り致しますので、お気軽にお問い合わせください。